PM
プロジェクトマネージャー
東京本部
2004年入社
Windows XP SP2が提供開始、アップルのiPodが爆発的大流行した2004年。システム開発というものについて何も知らないまま飛び込んできたS.Y.。プログラミング経験者ばかりの同期の中で苦悩していた彼が、プロジェクトマネージャーとして活躍するまでのストーリーに迫る。
CAREER
- 1年目
- 作成された設計書をベースにプログラミングを担当
- 3年目
- システムエンジニアとして主に設計などの上流工程を担当
- 12年目～現在
- プロジェクトマネージャーとして要件定義や顧客との折衝、チームメンバーのマネジメントなどに従事
「”システムエンジニア”って響きがかっこいい」がきっかけ
私が入社した15年前は日常的にパソコンを使う習慣がなかったので、IT業界についてまったく無知な状態でした。システムエンジニアに興味を持ったのは、まず響きのかっこよさ（笑）。これからまだまだ伸びていくであろう業界だということにも魅力を感じました。独立系のシステム開発会社に絞って就活していたところ、出会ったのが当社。昔から新しいもの好きなので、さまざまな業界のシステムを開発できること、ソフトウェアだけでなくミドルウェアなど幅広い案件に携われることに惹かれました。さらに、会社説明会や面接を通じて、組織全体の風通しの良さも伝わってきて、「この会社の一員として働きたい」と入社を決めたのです。内定者研修では、学生時代にプログラミングの経験がある同期との知識の差に悔しい思いをしました。でも、早く追いつきたいという気持ちがあったからこそ頑張れたし、経験がない分、学んでいくことが自分の中で知識として蓄積できていることを実感でき楽しかったですね。
リーダーとしての自信に繋がった５年目
入社後はプログラマとして、先輩たちが作成した設計書をベースにプログラミングを行い、3年目からはシステムエンジニアとして上流工程に従事しました。そして5年目に金融業の与信システム開発プロジェクトで初めてチームリーダーに。慣れないことばかりで大変ではありましたが、お客様のニーズを汲み取った上でこちらの提案を盛り込み、システムがどんどん形になっていくのが面白かったです。また、そのシステムが世に出て、多くの人たちの業務効率化に貢献できていると思うとやりがいを感じました。現在はマネジメントのほか、メンバーがそれぞれの能力を発揮できるよう多角的にサポートを行っています。質問の仕方が「どうすればいいですか？」から「この内容で問題ないですか？」になるなど、メンバーの成長を身近に感じられた時は嬉しいですね。直接お客様と接する社員一人ひとりが当社の顔となるわけですから、育成にも力を入れ、会社の看板をきちんと背負える人を増やしていきたいです。
部課制がなくフランクであたたかな風土
当社はシステム開発会社ですが、創業精神に「まごころ」を掲げており、サービス提供会社でもあると考えています。我々がつくりたいものをつくるのではなく、つねにお客様目線。少しでもズレを感じたら指摘・軌道修正して最適なソリューションを提供しており、導入の際には感謝のお言葉や「また御社にお願いしたい」と言っていただくことも多々あります。私はこれまで多数のお客様の案件に携わってきましたが、「新しいことをやっていきたい」という私の気持ちを会社が理解してくれているからだと思っています。当社の営業は全員が元エンジニア。エンジニアの気持ちをわかってくれるので、相談やリクエストがしやすいですね。また、部課制を採用しておらず、案件ごとにチームリーダーを中心に数名～数十名でプロジェクトを担っているため、上下左右に垣根がありません。役員・上司も例外なく「さん」付けで呼ぶなど、いい意味でフランク。これには入社前のイメージより良い方にギャップがありました。
FUTURE
「やりたい」を実現できるフィールド
当社は新しいことに挑戦し続ける風土。DX(デジタルトランスフォーメーション)に注力した研究開発事業部も設立し、AI・ロボット・IoTを活用した事業創出に会社をあげて取り組んでいます。入社前、エンジニアは理系出身じゃないと難しいかと思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。学部だけでなく、学歴も関係がない世界。一口にシステムエンジニアといっても業務内容が幅広いので、自分の強みを活かせるシーンは必ずあります。大事なのは、進化の早いIT業界で、新しい技術に興味を持ち、どれだけその知識やスキルを吸収する意欲があるか。お客様目線に立てる方であればきっと活躍できるはずです。やりたいことをやりたいと素直に言えて、それを会社と一体になって考えていける当社。これから入社される方にも、積極的なチャレンジを期待したいですね。
